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奈良の格子

13.09.09

奈良町を歩いているとよく見かけるこの格子。
江戸時代に鹿の侵入から守るために作られたものなのだそうです。

この格子は建物の構造から切り離されているため衝撃をやわらかく受け止め、
また表面を六角形に面取りされているのでぶつかってきた鹿も傷つけないつくりになっています。
現在は奈良町に鹿がやってくることは少なくなりましたが、
かつては鹿との共存のために様々な工夫がされていたようです。

写真:奈良町の格子