昨日は、朝から各町家にお供えしておりました鏡餅の鏡割りを行いました。
少しずつ、お正月気分も抜けてきたそんな気がいたします。

本日は冬の奈良のイベント「東大寺の修二会」通称「お水取り」をご紹介したいと思います。
まだ寒さの残る３月１日より２週間、東大寺の二月堂で毎晩行われます。
なんといっても驚かされるのは今年で1261回目の長い歴史を持つ行事であるということ。
日頃から起こしている私たちの過ちを二月堂の観音様の前で懺悔するという僧侶たちの修行。
それを私たちは間近で見学できるのです。

凛とした空気感の中で行われるこちらの行事。
6～8メートルもの松明。
重さは大きいものでなんと６０キロと言われている
松明を１人で担いで二月堂を激しくめぐります。
1261年前から変わらず続けて来られたというだけあって、
なんとも幻想的な時間。
是非、東大寺の修二会をご覧にいらしてください。

＜日時＞2012年3月1日～14日　　19時～
　　　　　　※12日は19時半～
　　　　　　　 14日は18時半～
　　　　 　詳しくはこちらをご覧ください。
<場所＞東大寺の二月堂