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東大寺 転害門の柱

12.05.03

「木は生育の方位のまま使え」

山で育ったように据えることで、木の生命を延ばすという宮大工の口伝。
南面に、わざわざ見栄えの悪い節の面を向けているのには
ちゃんと意味があるのですね。

写真 : 東大寺 転害門にて

1300年経っても未だにしっかりと、どっしりとしている転害門の柱。
千年先を見通す当時の宮大工の心意気が感じられます。