【創造的休暇】見えるものではなく、見えないことを知る
21.10.07

奈良には数々の伝統行事があります。
中には、1000年以上前より続くものもあり、
その行事を知ることは、
町の歴史や文化を知ることにもつながります。
日本各地に著名な行事は数多くありますが、
ただ見るだけで終えてはいけないと思います。
そこに深く根付いた理由や
源に触れることに意味があると考えるからです。
残り続けているからには、
何か大切なメッセージが隠されているはずです。
なぜ、なくしてはいけないのか。
なぜ、なくならなかったのか。
なぜ、想うのか、
祈るのか、
願うのか。
見えるものではなく、
見えないことに本質は潜んでいます。
創造力を膨らませ、
考え続けるからこそ、
応えが見つかるのだと思います。
写真:二月堂 修二会
撮影:okuyama haruhi